2024-09-03

カンボジアの旅⑤・バッタンバン村の小学校

2024.08

首都プノンペンから北へ約300km、タイの国境に近い町、バッタンバン。

今日はこのバッタンバンから、さらに車で一時間ほどの村にある小学校へ向かいます。

交通手段がなく届けたい荷物もあったので、バンを一台チャーターしました🚌💨

到着すると授業はそっちのけで、押し寄せるように子供達が寄り集まってくれました\(^o^)/

久しぶりの海外からのゲストだったそうです✨

もみくちゃになりながら校長先生にひとつ目の目的、プレゼントのサッカーボールと絵本を渡すとみんな整列。

ピンクのシャツの校長先生、

あっという間に大人数を取りまとめます😳

そして記念撮影。

1(ムォイ)、2(ピー)、1(ムォイ)2(ピー)3(バイ)‼️でカシャ📸←これ覚えておくと心通じます😀

みんなの温かい歓迎ぶりに感激😢

驚いたのは授業中にもかかわらず皆んな校舎から出てきてくれて、

そのまま「遊ぼう!」と子供達に連れ出され、

男の子達はすぐに、プレゼントしたサッカーボールで遊びはじめました⚽️✨

授業に戻らなくていいの?

しかも泥だけになっちゃって大丈夫❓💦💦

女の子達と、草花を摘んだり、木陰で涼んだり、

紐で高跳びをしたり、一緒に遊んで楽しかったです❤️

よく見るとグランドに日本の学校にあるような鉄棒や、バスケットゴール、サッカーゴールは見当たりません。

あとで聞いたのですが、サッカーボールもバスケットボールもないそうです。

体操服や運動靴もなく、外履き、上履きもなく広い草原で自由に遊びまわる、それは日本で見慣れた景色とは全く別の世界に衝撃を受けました。

ただ忘れてしまっていただけかもしれません。

引き込まれそうな笑顔。

生徒さんが100人ぐらいかなと思ったら、これはまだ半分で生徒数は約250名だそう。

うん?すでにパンパンなのにどういうこと?と思ったら、子供の数に対して学校も先生も足りていないので、午前と午後の組があるとのこと😱(1ヶ月ごとに午前と午後は入れ替わるそうです)

今回の訪問のもうひとつの目的、みんなに日本を知ってもらうこと。

初日に伺ったプノンペン王立大学の卒業生ワットさんに同行していただいて日本語を伝えることでした。

ワットさんは通訳を本業にしているのですが、今回は小学校の先生に初挑戦!

最初は「こんにちは」「おはようございます」「さようなら」「ありがとうございます」の挨拶から。

プリントを配って「あ行」と「か行」の文字の読み方と書き方を教えます。

ノートを大切に使う子供たち。

文字を書くのは青いボールペンが主流で、黒い鉛筆やボールペン、シャーペンは使わないそう。

私も日本語なら教えられます(≧∀≦)

ワット先生からの質問コーナーで、日本語を学びながら大盛り上がり♪

正解者に拍手👏

気がつくとたったこの二行で、青(あお)、赤(あか)、上(うえ)といったコミュニケーションができるようになっていました😳

ワットさん、すごく真剣にプログラムを考えてくれ、プリントも用意してくれ、本当にありがとうございました。

あっというまの小学校訪問。

最後は帰りたくないなぁという思いを残しつつ、みんなとバイバイしました。

言葉を越え、国境を越え、いつか世界が一つになるような、そんな可能性を子供達に教えられたような気がします🇰🇭✨

・おまけ・

カンボジアから帰国して一番聞かれるのが「トイレってどうなの?」という質問です。

街中にあるレストランやホテルは水洗なので、日本のようなウォシュレットはありませんが、普通のトイレです。

でもこれは本当に首都の一部で、地方や村に出ると雨水の溜め水と桶が用意されているだけ。

学校の巨大なトイレ溜め水。

日本に帰るとトイレが眩しいくらい綺麗すぎて天国のようです👼

関連記事