2024.08
首都プノンペンから西にあるバッタンバン州へ、10人ほどの乗合バンで移動。
バス乗り場はターミナルような大きなものではなく、街角の一角にちょこんとあります。
グーグル検索では4時間ちょっとですが、トイレ休憩や昼食休憩、給油、途中下車する人もいて実質約5時間といったところです。
15分ほどの昼食休憩。時間内に食べきれなくてもテイクアウトできます🥡👍
バッタンバンまでの国道は驚くほど広く整備されていて揺れも少なく快適でした。
市内に入ると突然の揺れと砂ボコリがお出迎え。
道はデコボコですが道路渋滞もなく大きな建物もあまりなく穏やかな雰囲気の街並みです。
バッタンバンは土壌に恵まれていることから、カンボジアのライスボウルと称されるほど稲作が盛んな地域。
到着してから早速地元の台所”ナッ市場“へ行き、
カンボジア米の米粉をゲット!!(試作が楽しみ!)
昼食も食べたばかりでお腹いっぱいだったのですが、市場からホテルへ帰る途中グルメアンテナが!
ミー・カ・タン(広東焼きそば)のお店”KUCH CHEA Cantonese fried noodle“
まだ午後の3時すぎなのに満席でキッチンは大忙し💨
バナナの皮に乗せているのはテイクアウト用(超エコ!)。次から次へと受け取りにきます。
太麺に牛肉と野菜のあんかけを注文。
お腹いっぱいなのにおかわりしたくなるほどスルッといけちゃいます。
そして夜はお目当ての”Performing Art School“でサーカスを観劇🎪
と言ってもここは子供達にアートを教えているNPO学校で、デザイン、音楽、アニメーションなどのビジュアルアートとパフォーミングアート(サーカス)が融合した学校です。
授業のない週末にだけ子供達の演技と演奏を鑑賞することができます。
学校の至るところにアートが描かれています。
開演までに校内をウロウロしていると…、
人懐っこい将来のアーティスト達が案内してくれました。
みんなありがとう🇰🇭❤️
関係者の方からも直接お話しを伺うことができました。
この学校はポル・ポト政権時代に難民となった青年たちが故郷のバッタンバンで学校を開いたのが始まりとのこと。
試験も授業料も無く、孤児や貧困、家庭内暴力などの様々な家庭事情を抱えた子どもたちが通っているそう。
そして子供たち自身のサーカスによる収益はもとより、卒業生がアートやサーカスで自立しこの学校を支援するというNPOでありながら独自に経済的自立を果ているそうです。
描いた作品をいろいろなカタチにして販売。(こちらの作品も仕入れたのでお楽しみに!)
校内を見学しているうちにいよいよ開演です♪
手作り感のあるセットに親近感も感じます。
写真には写ってませんが、そばで生演奏を奏でる人たちと絵を描く人たちがいます。
たまに失敗もするので見ていてハラハラです💦
こんなグラグラしたセットで大丈夫⁉️
終了後はみんなで記念撮影📸
バッタンバン州にある孤児のNPOサーカス学校Performing Art Schoolでした。
話しは少し変わりバッタンバン州から車で三時間ほど離れた街シュムリアップ州。
シェムリアップといえばアンコールワットで有名ですが、他にも人気のサーカス団”Phare Circus“(ファー サーカス)があります。
カンボジアの伝統を活かした演出とアクロバティックな演技は海外からの評価も高く、2021年には「最長のサーカスショー」としてギネス世界記録にも登録されたのですが、じつは出演しているのはこの学校で学び育った若者たちなのです‼️
・おまけ・
バッタンバンに美味しい焼き餃子屋さんがあるということで向かった先は”兰州牛肉拉面馆“
日本では身近な焼き餃子ですが、海外だと水餃子が多くしかもバッタバンで焼き餃子?と思い伺ったところ、日本人女性に遭遇。
なんとバッタンバンの孤児院”ホープ・オブ・チルドレン(HOC)“の岩田さん!
お寺を間借りし孤児院を運営するために孤児たちと農園やカフェも営みながら様々な教育も施され、日本のいろんなメディアにも取り上げられている方です。
こんなすごい方とご挨拶することができ色んなお話しが聞けるなんて😱。
店長の新理論「海外の地方の地方で日本人好みの場所に行けば、すごい日本人に出会えるかも!?」