2024.08
プノンペン市内から車で30分ほどの郊外にある”くっくま孤児院”
車から降りて細い路地を進んだ先にあるのですが、看板もなく見つけるまでに右往左往。
看板を出すと親が子供を連れて置いてくこともあって、あえて看板を出していないそうです。
この孤児院は、日本人が代表を務めるNPO法人で、現在21人の子供たちが暮らしている施設です。
子供たちにとってのお母さんが日本人ということもあり、みんな日本語が上手!
代表の女の子から施設の説明があり、歓迎と感謝の気持ちを伝えてくれました。
高校2年生の女の子が日本語で説明をしてくたのですが、本当に流暢な日本語で驚きました!!
そしてみんなんでカンボジアの伝統的な踊りを披露してくれました。
くっくま孤児院で暮らす子供たちは、必ず全員朝5時に起きて柔軟体操をするそうです。
それはカンボジア伝統舞踊を見つけるため。
カンボジア伝統舞踊は、指の先から股関節までしなやかに動かすことが特徴で毎日訓練をしているそうです。
でもどうしてこんな小さな子供たちが朝早くから体操をして伝統舞踊を身につけるのか。
それはカンボジアのどこへ行っても働くことができ経済的な自立ができるからということです。
一番小さい女の子も、将来働くために毎朝5時に起きて柔軟体操をしているんです。
子供たちが住むこと、食べることだけでなく、大きくなって孤児院を出ることになった時も考えて施設を運営されていました。
日本の曲でダンスも披露してくれました🎶
みんな本当に楽しそうで、見てるワタシも大興奮🤩
そしてダンスの後は、ひとりひとり全員から自己紹介。
名前と好きな食べもの、好きな色、好きなことなどを教えてくれました。
みんな日本語上手!!
くっくま孤児院は日本人の楠 美和さんと、カンボジア人で踊りを教えている方、ご飯を作っている方の3人が子供たちと暮らしているそうです。
他にも日本で講演会などで活動している代表者や関係者の方々がいらっしゃるそうですが、今回はカンボジアのお母さんこと美和さんに直接お話しを伺うことができました。
美和さんから孤児院でのお話しで一番印象的だったのは、
「子供たちはどこからくるんですか?」という質問に「子供たちは、親、祖父母、親戚が連れくるんだよ」と。
親が?と驚きもあり「その時子供は寂しそうでしたか?」とお聞きすると、
「全然していない、ご飯が食べられるようになるから」と言っていました。
そして親と子供の関係は、日本のようにべったりではないとも教えてくれました。
ご飯を食べるときは、「いただきます」の言葉と一緒に支援している日本への感謝の言葉を言ってからご飯を食べているそうです。
子供たちにこうやって生活できるのは支援をしてくれる日本人がいるからだよと伝えるとともに、その先は支援に頼ることなく自立できよう学校にも行かせ、同時に日本語も覚えカンボジア伝統舞踊を習得させているくっくま孤児院。
まだ子供でありながら支援だけに頼らず自分たちが暮らす家を守り、食べていくためのお金を生み出していることに驚きました。
くっくま孤児院のみんな、素敵なダンスをありがとう。
副代表の美和さん、お忙しいなか貴重なお話をたくさんありがとうございました。
そしてこのような活動をしている日本の方々がいることを当ブログやマゼンタースからもお伝えできれば幸いです。
CCMHA孤児院(Cambodia’s Children Make the heaven Association)
・おまけ・
くっくま孤児院からプノンペン市内に戻った後は、プノンペンセントラルマーケットで食事です。
人混みをかきわけながら[地元の人が多い=間違いない]理論と熱烈な呼び込みに誘われ座った屋台。
カンボジアの代表的なローカルフード「バイサイチュルーク」を注文。
超シンプルな豚肉と卵とご飯。
シンプルなのに混ぜると絶品✨添え物のきゅうりとスープも最高でした!!
どこと聞かれてもお店の名前があったかもわからないのですが、またリピしたい!
店長のワンポイントアドバイス!?
屋台で使うフォークやスプーンはティッシュでふいてから使うのが当たり前のようです。
日本だとなんだか失礼な気もしますが、現地カンボジア人もみんなふいてました。
ふくためのティッシュはどこの屋台に行ってもテーブルに置いてあります。
ごちそうさまでした🇰🇭❤️